有志のかたの寄付と店頭の古本の売上げ3万ほどを国境なき医師団に送りました。ありがとうございました。
ところが郵便局から帰ってきたら、残しておいたお金入れのカンが持ち去られてなくなっていました。なんだか気落ちしてしまいました。ある人いわく、ともかくお金に困っている人は増えているとのこと!盗みはゆるされることではないけれど正直複雑。スマホで殺人に加担する若い人のニュースを聞くたびに心がざわざわします。
気がついたらもうそろそろ年末のことが話題にのぼるようになりました。本の世界でいうと、今年はクリスマスから新年にかけて、
これといった本がでません。仲間の人と新刊を追わないで、いままででた本のなかから選書したら良いのではないかしらと話し合っています。それこそ、私たちの専門店の強みです。こどもはあたらしく誕生、成長しているのですから。会留府でも少しずつ紹介していきます。
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お知らせ
🍂 お伝えしてあります母の友が3月号で終刊にります。
いままででた本で会留府に残っている号を本体価格の半額で提供します。手に入らない号もあります。
特集におもしろいことが書かれています。貴重な特集号があります。
運動会
今日はいつも子どもたちに本を読みにいっている保育所からの招待でまたまた運動会にいってきました。一生懸命な子どもたち、なかなかのらないこどもももちろんいるけれど、いつでも子どもたちはちからいっぱい前向きだ。そんなエネルギーがめげそうな自分の力になる。残念ながら写真がオープンにできないけれど、良い日だった。
それにしても、昔の子どもたちと変わったなあ!おとなにちかくなったというか、いやおとなが子どもにちかくなったのかな?
「母の友」休刊のお知らせ
9月の会留府。
近くの公民館の塀に見事な瓢箪がいくつもぶら下がっている。大きいので風にブラブラとはならない。瓢箪を見るたびに子どもたちの読書状況を思う。私が子どもだった頃からすごく本を読む子はいたけれど、提灯型でほとんどの子どもはまん中に固まっていた。友だちの影響や先生の影響でその大部分の層は読んだり、読まなかったり、ルパンが流行って我先によんだり、貸し借りもずいぶんとあった。学校図書室はいまより活気があった。いまは完全に瓢箪型、まんなかがくびれて、読む子と読まない子、スマホのみの子としっかりわかれている。それも固定化している。先生の読み聞かせも、学力、勉強であまりなくなってきている。家庭環境はますます差がつくばかり。瓢箪型でなく、あかりを灯す提灯型にならないだろうか。
本を読む、ほかに夢中になることがある時、でも時には本を読む、読書には、本にはそんな自由がある。
みなさまお元気ですか。暑い夏も終わりました。いえ、まだまだ終わりません。8月が終わったというだけです。
暑さに台風に、すっかり予定の狂った人たちも多いと思います。
ただ、ともかく学校が始まります。読書の秋にはまだほど遠いですね。
なんとか暑さをやりすごしましょう。
暑い暑いと7月が終わりました。途中で救急車さわぎをおこして、皆様にご心配おかけしました。
熱中症ではなく過労とのこと、一晩入院して今は元気です。過労になるほど仕事がいそがしいというより、
この不況のなか、どうやって続けていくかが気になってちょっと睡眠不足、眠れないのをいいことに本ばか
り読んでいたのがわざわいのもとでした。ところでこんな詩があります
目を閉じてゆく
太陽を慕う子どもたちよ
星を愛する子どもたちよ
夜が深まったので
目を閉じてお行き
持っている種を
播きながらお行き
つま先に石があたったら
つぶっていた眼をカッとあけなさい
「空と風と星と詩」尹東柱詩集より
🌞 7月のおたよりでご連絡しましたようにいままでの
ようなおたより通信は今号で終わります。
引き続きの方はご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
みなさまお元気ですか
ひどく暑い日になったかと思うと次の日は大雨、温暖化だということですが
穏やかな日本はどこへいったやら、体調を崩さないようにコントロールするのが
大変です。夏休みの話がちらほら聞こえてきます。
(千葉市は夏休みが早くなります。)
元気で印象深い休みを過ごせますように。
沖縄の戦争
昨日は沖縄慰霊の日だつた。最近沖縄の新聞記事がすっかりすくなくなった。私のところにはテレビがないので、ただラジオ
ではさすがにこの日に寄せて特集がくまれている。あの戦争ではどんなに無残だったかとか、残された人たちの話などが多い。
私は戦争を知らない世代、ただ同学年の友達には父親が戦死したという人が少しいる。それから疎開したまま帰る場所がなく、
そのまま暮らしていくことになったという友達がいる。けれど直接戦火をあびたり、空襲などで死んだということはない。
でも79年、気がとおくなる日々、いや昨日のことのように思っている人たちがいる。遺骨の残っている土を米軍の基地の埋め立て
につかうという話を聞いた時、そして、それを承認している政府、なにも知らない私も体が震えるくらいの怒りに襲われた。
いけない、これはいけない!昨日の摩文仁の沖縄全戦没者追悼式で読まれた「平和の詩」で高校生の仲間友佑さんの詩を読みながら、
私ははずかしく苦しかった。「僕ら自身のために/紡ぐ平和が/いつか世界のためになる/そう信じて」と彼は詠っている。
みなさまお元気ですか
運動会もどうやら終わりました。お天気があまり良くありません。一日置きに雨降り、それも大雨という予報で
空をながめてためいきをついています。
コロナがほぼ終息したというのに、お客様の来店が かんばしくなくて、ちょっと考えこんでいる日が多くなりました。
なんといっても子どもの声がしないのが、さびしい。元気をだして、お天気を乗り切りたいと思っています。
今月には久しぶりに出かけていって本の話をしてこようと思っています。また、いとうひろしさんの講演会を予定し
ています。みなさまにお会いできますように。
5月光の月、そしてバラの季節です。
今は一年中咲いているバラもありますが、やっぱり5月です。このたくさんのバラは一年に2回くらいもってきてくださるお客様からのものです。昔からのお客様で、いまこそ子どもたちがもう大きくなったけれど、小学生の頃は良くいらっしゃいました。山男です。もう引退して子どもも大きくなったからとおっしゃって庭にバラとチューリップをたくさん植えて育てていらっしゃいます。昔、なんの気無しに友人の話をして、その友人がバラが好きだったとの思い出話をしたところ、それから毎年5月になるといただきます。その友人は学生運動の時の仲間で、亡くなりました。バラが好きということになると母も好きでした。母の場合は加藤登紀子の百万本のバラの歌が好きで時々口ずさんでいました。ただ本人は庭いじりはしない人で、庭いじりというよりこまごました家庭的なことは嫌いな人でした。手芸はだめ、料理もすきでない、人の面倒見が良くて専業主婦にはあまりあっていない、学校の先生などだったら、適任だったのにとおもいます。私とはうまがあわない、どちらかというと教育ママにちかかったので母とのあまり良い思い出はありません。それに弟を偏愛したので、正直私はむくれてばかりいました。もし、現代で生活したらしっかりした職業をもった人になって活躍
したのにとおもいます。難病で亡くなってしまったのですが、今になって私ももう少し仲良くできたのにとおもいますが・・・。毎年母の日が来ると母のことをおもいだします。(でも普段は思い出さない親不孝?ですが)部屋いっぱいバラのかおりをかぎながら、ちょっぴり感傷的になりました。
くれないゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる 正岡子規
県庁のそばの信号機で、ぼんやりと欅の木を見ていたら、テントウムシが木の幹にいた。
見続けていたら、なんと卵が。テントウムシは良く見るけれど、卵は初めてだ。
このうちどのくらい孵るかな。観察できると良いのだけど。
風薫5月になりました。ところが連日の高温です。どこでも早くも熱中症の心配を
しています。ほんとうは胸いっぱい新緑の風を吸って、風にあたって気持ちの良い季節
を迎えるはずです。でも、がんばってお水を飲みながら春の風にあたりに外にでかけましょう。
花粉症の人をのぞいて、もうマスクははずして良いのではないでしょうか。マスクは守りです。
もう相手をゆっくりみて、お互いの気持ちを通えあいたいとおもいます。
さあ、自然はあなたをよんでいます。近くに小さな公園が、海が川があります。
桜が散って私の大好きな欅が芽吹いた。
枝えだを天に真っ直ぐに伸ばす木、あたかも天と話をしているようだ。
これは冬でも同じ。他の木が冬の嵐のなか、故郷と思う雪国の重みのなか真っ直ぐ立っている欅の姿に
いくど慰められたか。この年になって、ときどき世のならいに疲れると欅の木にあいにいく。
さあ、新年度スタートだ。
昨日のお天気ですっかり桜の花がひらきました。
近くの猪鼻公園のお城も人でいっぱいだったようです。
私は残念ながら腰の調子がいまひとつで、でかける
ことはできませんでした。
桜が咲くとなんとなくお花見したくなります。
風かよふ寝覚の袖の花の香に
かをる枕の春の夜の夢
(藤原俊成女 ふじわらしゅんせいのむすめ)
空をゆく一かたまりの花吹雪
(素十 そじゅう)
バーゲン一日目、見に来てくださったお客様があった。福音館の在庫を思い切って定価そのままで、もちろん新品だ。在庫を売るので、一冊しかない本が多い。本の価格は再販制があるので、本屋がつけることができない。だからことによって本屋は過剰な在庫を抱え込むことになる。必要な人、読みたい人に届けることは 本屋の仕事だ。
どうぞ、買いにお出かけください。読みたい本に出会うと良いですね。なくなるまで続けます。安い本があります。
寒暖が順番にきて、桜はやっと5分咲きくらいです。
でも菜の花が満開、木の芽はすっかり膨らんで
薄いペールがかかっています。春だ!春だ!となんと
なく歌いたくなります。
さあ、新年度、ゆっくりと本を読みましょう
近所の銀杏の木が9本あっというまに切り倒されてしまった。あまりきれいな姿の木ではなかったけれど、大きな木が切り倒されてすっかりなくなってしまうのは残念だ。銀杏はなんといっても落葉のとき、迷惑がられる。 落葉は腐らないし、雨が降ると気をつけて歩かないと滑る。近所の人には困りものだ。ギンナンでも(小さいのはだめ)なれば喜ばれるのだろうが、どうも雄木ばかりとみえて、ギンナンが成ったのをみたことがない。 ただ、私は新緑の時の銀杏の木が好きだ。小さな赤ちゃんの握りこぶしのような葉が枝につく。とてもかわいいし、春だなぁという気分になる。 銀杏は一度絶滅したというけれど、太古から身近にあった木だ。 3日後、切り株に土がこんもりとかぶせてあった。 知識がないけれど、ひこばえがでてこないだろうか。 人間の勝手で木がどんどんなくなっていくのはさびしい。 ところで神宮の伐採はどうなっているのだろうか。 すっかりニュースにのらなくなった。
もともとこれは一枚の葉が
二つに別れたものでしょうか
それとも二枚がむすばれあって
ひとつに見えるものなのでしょうか
ー ゲーテ作 木々を渡る風 小塩節 ー より
幼い時をすごしたところ、山ひとつ越した山に黒姫山がある。早春の峰に白いこぶしの花が咲いている。黒姫山は幹の美しい木がたくさんある。近くの妙高山ほど知られていない地味な山だ。春の訪れで緑のかすみがかかり、山がゆっくりと眼をさます。 その頃の忘れられない詩がある。
地の下には少しまぬけな配達夫がいて
帽子をあみだにペタルをふんでいるのだろう
かれらは伝える 根から根へ逝きやすい季節のこころを
<見えない配達夫>茨木のり子
三寒四温といわれているように暖かな日が あるかとおもうと寒さがぶりかえします。 それに風が冷たい、まだ厚着をして、ころころしています。今年の2月はめずらしい閏年で29日ありました。3月は入試があったり異動があったり、なんだか落ち着かない日々を迎えています。近くの河津桜が満開で鳥が花びらに頭をつっこんで蜜を吸っていたり、春です
ミモザの花をいただきました。 春の花です。部屋いっぱいに春が広がり、陽が広がりました。 ミモザは国連が制定した国際女性デーの別名です。女性の社会的地位や権利を守り女性の素晴らしい活動と勇気ある行動を世界的に称える日とのことです。 やっぱり進歩していると若い人をみて思います。
バーゲン一日目、見に来てくださったお客様があった。福音館の在庫を思い切って定価そのままで、もちろん新品だ。在庫を売るので、一冊しかない本が多い。本の価格は再販制があるので、本屋がつけることができない。だからことによって本屋は過剰な在庫を抱え込むことになる。必要な人、読みたい人に届けることは本屋の仕事だ。
どうぞ、買いにお出かけください。読みたい本に出会うと良いですね。なくなるまで続けます。安い本があります。
会留府は昨年12月で46年になりました。
しゃにむに、時には休みもなしで皆様との交流をたいせつにすすんできま
した。昨年12月にはからずも腰の骨をおって皆様にご心配をおかけ
しました。だいぶ良くなって歩けるようになりました。
有形、無形の皆様のご援助ありがとうございました。もうすこしがんばって
皆様の読書のお手伝いをしたいと思います。
今、一番心配しているのはコロナで人と人の関係が分断されてしまったことです。
スマホなどの問題もあり、子どもたちへの影響が心配です。
でも私たちは人の子です。子どもたちの未来を信じていきましょう。
まだ冬は去りませんが、毎日お天気続きなので
春はすぐそこのような気がします。
2月は日にちも少ないし、受験もあってあわただしい。
コロナがまたひどくなってきたようなので、気をつけましょう。
能登の震災、早く決まりがつくように、被害にあわれた方に
心からおくやみいたします。受験期のこどもたち、あまりいろいろ
なことを考えないで希望をもって!きっと次には良いことがあります。
みなさまご心配おかけしました。どうやら すこしずつ歩くことができるようになりました。 店にも3時間くらいでて仕事をしています。 動けなっくなって一番感じたことはやっぱり ひとり暮らしはこういうとききついなと思うことでした ベットからおきあがるのもいたかったのですが幸いに生協で食べるものを買い込んであったのがたくさんあったのでベッドのなかでもぐもぐ、パンばかり食べていました。 いろいろと日常のしなければならないことも多く、 高齢者(私のこと)は隣近所と助け合ってといいますが いつもは店で働いていて隣近所のおつきあいがない・・・ どうすればいいの?です。私の場合、店が地元なのでみなさんが手をかしてくださってなんとか切り抜けました。 たとえばゴミだし、集積所にとてももっていかれない。 現代隣近所のおつきあいがない一人暮らしが多いし、東京へ つとめている人は多いし、私なりに考えたことはやっぱり公的助成 を考えることと、友人をたくさんつくることだとおもいました。 こういう問題点はたくさんあります。(政治家をえらばなければ) 女の人は子育てがおわると、親の介護と夫の介護とたいへんなことが続くのが現実です。 それにしてもたくさんの皆様の手をかりて感謝です。 26日にどうしてふらついたのか原因を調べてもらいます。 また、ご報告いたします。 ほんとうに、感謝です。 能登の方も47億もの寄付金、有効に使われますように。
2024年、今年もよろしくお願いします。
年始はとんだことになって、まだ発見されていない方もあるなか
心から哀悼の念を申し上げます。
まだ見つかっていらっしゃらない方、一刻もはやくご家族のもとに
もどられますよう、願っています。
会留府も新年出発しました。わくわくする本、楽しい本にであえますように
願っております。HPもたちあげましたので、みなさまとの交流の場になりますように
動きだします。どうぞよろしくお願いいたします。
戦争はなくならないのか
今年も最後の日になりました。
最後になってアクシデントがあり、皆様に心配をおかけしました。
今年の会留府のニュースは、なんといってもHPを立ちあげたことです。いままで以上にみなさまとの交流を願っています。基本的には会留府はかわりません。できるだけ楽しい本をお伝えしたいと思っています。
ただ、絶えることのない戦い、なんとか止める方法はないのか、その陰でたくさんの子どもたちが犠牲になっている、この現実を今以上に考えないといけません。それから非常に気になっているのは、AIのことです。そうでなくとも子どもたちが好奇心をもとうとしなくなっているのではないかと、気にかかります。「めんどくさい」という言葉は何を考えなければならないのでしょうか。
2024年今まで以上に気にかけ何かをしなければと提案したいとおもいます。
今年もよろしくおねがいいたします。
このお便りをベッドの中で書いています。20日朝店のそばでふらついて転び、腰の骨を折ってしまい、自宅静養中です。少し家の中で、杖をついてゆっくり動けるようになりました。そんなわけで暮の予定は全部❌になりました。
これからの会留府のことをつらつら考えましたが2024年も会留府はかわらずあります。やっと立ち上げたHPをどうやったらおもしろくできるだろかなどと思っています。今回のことをとうして人と人のつながりについても考えさせられました。AIのことも戦火の中の子どもたちのことも、めんどうくさいという日本の子どもたのことも。
本は過去と現在と未来をつないでくれます。その道標をたよりに新しい年を歩いていきたいと思います。
ちょっと書きすぎだったかな!
来年も会留府をよろしくお願いいたします。
荒井良二展まもなく終わり
10月4日から始まった荒井良二の展覧会が17日で終わろうとしてい る。だれかれとなく進めた展覧会 大変好評だった。点数の多さにも圧倒された人が多かったけれど絵画展ははじめてという人も多かった。なんといっても地元、展覧会といえば東京までという人が多かった中で地元で行くことができたということは、絵をみたりすることが身近になったことは大きい。願 わくは学校でもっと力をいれてくれると良いのにといつもおもう。幼い時から絵をみたり、音楽を聴くことはとても大切なことだとおもう。荒井良二の絵本をはじめてみた時の衝撃は忘れることができない。
⛷12月のえるふ
とうとうと言って良いのかあと残り1ヶ月になってしまいました。
クリスマスとお正月を控えていろいろのことが心をよぎります。
ともかく元気に新年を迎えましょう。
それになんといっても戦争はストップです。
あっというまに秋がきた
暑いあついといっていたのが
うそみたい。あっというまに
秋がきた。彼岸花を見たのは
短かったし、すすきも何本か
が風に揺れているだけ。
柿はすずなりで大好きな私は
うれしい。
決算が終わった。ちょっとど
ころがだいぶやばい。
めげずに働こう。良いお天気が続いてうれしい。
冬にむかってしっかり本を読もう。
本はどんなときでも心を自由にしてくれます。
小さな本屋 えるふは、これからもあなたのお手伝いを続けていきたいと願っています。