2月に読んだ本


フシギな話はたくさんあるけれど

 訳者の金原さんがずっと訳したかった物語、アメリカで1994年に出版されています。フシギな話、9編が入っています。ホラーぽいところもありますが、どちらかというと幻想的な作品です。しかも中にはユーモアもあり、散らかし屋のジェイミーと片付けを使命にしているブラウニーの話など読んでいて思わず笑ってしまう話もあります。表紙の画にもわかるとおりエルフ、一角獣、狼など、イッカクの角を探して父の部屋を訪れ、父が必死に求めていたもの、名前がない、つまり僕らみんな光輝く存在だということ・・・P.59」生きていくこと、家族、友情、愛それらが織りなす世界が描かれて
います。フシギなそれでいて考えさせられる話ばかりです。
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「奇妙でフシギな話ばかり」ブルース・コウヴィル作
金原瑞人・訳 橘賢亀・絵 岩浪書店刊 本体2000円

ちょっと怖いけれど行ってみたいな

 時々宇宙にロケットが飛びます。新聞やニュースで宇宙のことが載って話題になり、宇宙空間へ行った人の話がのります。じつを言うと私は高所恐怖症。飛行機が苦手です。乗りたいとは思いません。お話の世界で宇宙に憧れます。この絵本はそんな願いをとてもシンプルに描いています。(作者の他の絵本もみんなシンプルです。)そして、宇宙でいろいろなことをして、また地球に戻ってきます。この絵本は前に出版されたことがあって、その時から子どもたちに人気の絵本でした。改訳された文もとてもリズミカルで「うちゅうにいきたいなぁ」って!
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「うちゅうにいきたいな」バイロン・バートンさく
なかがわちひろ やく 好学社刊 本体1500円

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