
痩せたい やせたい 、ほんとにいい!
私はちいさい時小さかった。背が低い。いつも前から数えた方が早い。あまり好き嫌いはしないけれど、どちらかというと痩せていて、結婚前は43kgくらい。ちょっと強風が吹くと飛ばされそうだった。背が高くなりたかった。背の高い人に憧れていた。この本のナランはふとっちょさん。山の家から降りて街に行くと、ふとっちょが来たとみんながからかいます。さあ!頑張ってナランは痩せましたが、楽しくありません。山の動物たちも遊びに来ません。世をあげてふとっちょはダメという風潮です。確かに痩せっぽちに憧れる時がありますが、でも年を取ると、バランスだということがわかります。しっかり食べて運動、そしてやっぱり眠ることが大事。ナランのようにみんなと楽しみましょう。誰がなんと言ってもナランはきれい、そして楽しそう!
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「ナランはふとっちょさん」 作: バーサンスレン・ボロルマー 訳: 津田 紀子
工学図書刊 1980円(税込)

きりんは不思議な動物
子どもたちに好きな動物と聞くと一位は象、そして2番目はキリンと答えることが多い。私もだいすき、その理由はあまり身近に見たことがない。昔、上野動物園へよく行っていた頃、見たけれど今は動物園へも滅多に行かなくなった。キリンのところでぼんやりとしていた。キリンは不思議な動物だ。ともかく背が高い。背の高さは、周りをよく眺め渡せる。高いところの葉を器用に巻き取って食べる。群れの力が強く、母キリンを囲んで子育てをする。ライオンなどの敵が近づくとみんなで守りそして、キック!一撃で追い払ってしまう。
ところでキリンの顔や体、馬に似ていると思いませんか。長いまつ毛、鼻筋の通った表情、葉っぱを食べる時の口元、そして足が速い。私は馬も好きなのですが、どちらかというとキリンの方が好きです。キリンのそばには時間が緩やかに流れているように思います。口をもぐもぐさせて、ゆっくり木立の中に入っていきました。
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「きりん」かがくのとも 2月号 齋藤美保 ぶん
菊谷詩子 え 福音館書店刊 本体418円+税10%

昔、サボテン州にキャリコという馬がいました。キャリコはカーボウイのハンクの馬でした。めっぽう足の早い馬です。狼の群れに襲われた時、赤ん坊だったキャリコを助けてくれたからその恩を忘れないでなんでも手助けをしました。
今は西部劇を見ないけれど昔はよく見ました。悪漢を退治する、ドキドキしてみましたが必ずかっこいい人があらわれて、遥かな知らない世界を思っていました。今で言うとそれは宇宙かもしれませんが、日本で言うなら時代劇をハラハラ見たと同じ真理かもしれない。それは時代が変わっても変わらない気持ちの表れかもしれません。ところでこの作者「ちいさいおうち」で有名な画家です。話をすると、えっと驚かれます。ちょっと判型が小さいけれど読み聞かせにも使えます。(昔、紙芝居の大きさにして子どもたちから喝采を浴びた図書館員がいました。プライベートの場で読んだのですが)最後は悪漢一味が子どもたちと遊び、楽しく終わります。クリスマスの夜のことです。
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「名馬キャリコ」バージニア・リー・バートン え・ぶん せたていじ やく
岩波書店刊 本体1500円

今年は🏇です。
お年賀状の中には午年の方があって、なぜか自分のことをじゃじゃ馬と書いて来た方が多くありました。
馬の本といえばなんといっても「スーホの白い馬です」少し前店に来た少年があの本を最後の方を涙ぐんで読んでくれて大人が絵本を読んで泣くなんて、未だに忘れられないことだと言ってくれたことがありました。あゝ本ていいなあぁとそんな先生っていいなぁとおもいました。
教科書に出てます。(教科書の威力はすごい。)赤羽さんに来ていただいてさしでお話を聞いたことがあります。すごい方でした。ともかく偉ぶら
ないし、ものすごい勉強家 です。子どもの本の大切さをよく知っている、戦火をくぐって日本に戻ってきて、日本の国を外からもしっかり見ていて、子どもにどんな絵本が必要かときちんと考えていらっしゃる絵描きさんでした。今年は赤羽さんの話を聞いたり話し合ったりしたいと思っています。